私たち創心會グループは、誕生から終末期まで、様々な地域課題に対し、保健・医療・介護・福祉事業活動を通じて解決し、明るい未来を創造するグループ企業です。
医療・介護業界では、2025年に向け「地域包括ケアシステム」の構築、2040年までに「地域共生社会」の実現が求められています。当グループでは、リハビリテーションケアの重要性と可能性に基づき、ご利用者様の真の自立のためには地域社会の中での居場所・出番・役割を創る仕組みが必要と考え、「その手段が無いのであれば、創ろう。」と発起し、これまで様々な事業に挑戦して参りました。しかしながら、私たちでは、ご利用者様の生活の全てに関われるわけではありません。連携し、助け合う地域との関係創りまでが、私たちの仕事=使命であると考えています。それには、まずご利用者様を生活主体者として捉え、一人の地域住民として包み込んでいく『まちづくり』をイノベーションしていくことが大切であると考えます。
当グループが掲げる「創心流リハケア理論」では、ご利用者様が生活主体者として回復し、QOLが向上することで、連動して家族のQOLも向上し、社会参加も促進されると提唱しています。その仕組みを構築・提供し、結果を社会に発信・普及することで、当事者の関係者を中心に、「(障害があっても)このようにできる」といった好循環のパラダイムシフトが拡がっていくと考えています。私たちは、これからも社会保障サービスの受益者と負担者の溝を広げていくのではなく、高齢者・障害者、子どもを抱える世帯など、すべての立場の人々の社会参加や就労参画ができる社会構造を目指して参ります。
創心會グループ代表 二神 雅一