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Vol.15 体温が上がると身体の機能が高まる_温活のすすめ

健康・相談

元気な春を迎えるには、基礎代謝量を上げて免疫力を高めることがとても重要です。
免疫力が低下するとウイルスに体が負けるリスクも高まってしまいます。
あなたは冷え性ですか?一度チェックしてみましょう。

 

今、冷え性に悩む人が増えているのはご存じでしょうか。以前の平熱といえば36.5~37.2度だったのに、今では35.5~36.3度と、実に1~2度も下がっています。体の不調は、栄養の摂りすぎや運動不足もありますが、冷えも原因のひとつだと考えられています。そこで今回は、冷えがもたらす影響や、体を温めるコツについてご紹介します。

 

体温が下がると、体にはどのような変化が起きているのでしょうか。例えば血液。血管がぎゅっと収縮し、血の流れが悪くなります。全身の血流が滞ると、必要な成分が体の末端まで届かず、老廃物が回収されにくくなります。


また、人の体は、体温が1度下がるだけで免疫力が約30%、代謝が約12%も下がります。免疫力が下がれば体は様々なウイルスの影響を受けやすくなり、病気のリスクも高まります。冷えからくる不調は、どこかの臓器が病気になっていることが原因とは限らないため、検査をしても原因が見つかりにくく、注意が必要です。

さらに、冷えと共に痛みが出てくる場合は、より注意が必要です。

例えば足の冷えと同時に痛みが現れた場合は、足に酸素や栄養がいきわたらず壊死となり、最悪の場合では、足の切断しなければならなくなります。症状が重くなってからでは遅い時もあります。「毎年のことだから」と油断せずに、早めに病院へ受診をして、しっかり検査を行うようにしましょう。

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