Vol.66 質の良い睡眠について
皆さんは毎日何時間眠っていますか?
効率良く眠ることは、免疫力を高め、生活習慣病やうつ病のリスクを下げ、心と体を健やかに保ち健康維持に繋がります。そのためには7時間前後の睡眠が必要だと言われていますが、睡眠には個人差があり、実際に7時間眠れている人は少ないかもしれません。少しでも睡眠休養感を高める為に睡眠の質の向上について考えてみましょう。
1.必要な睡眠が取れているか確かめる
日中の眠気で困らない程度が適度な睡眠時間と言われています。忙しくて、ついつい眠る時間が遅くなってしまいがちな人は、眠る時間を決めておいて、逆算して時間を過ごすのが良いかもしれません。次の日に回せるものは次の日に回したり、1週間の中でスケジュールを調整をしたり、それでもダメな時は思い切ってやめる事を決めてみると良いかもしれません。
2.睡眠の質を高める行動
それでもどうしても睡眠時間が短くなってしまいがちな方は、睡眠の質を整えることで睡眠の休養感を得られるようにするのも一つの方法です。全て取り入れようとすると持続するのが難しくなりますので、取り入れやすい物を選んで、無理のない範囲内で試してみるのがポイントです。
(1)決規則正しい生活を送る
(2)しっかりと朝食を摂り、寝る直前の夜食などは摂らないようにする
(3)日中にできるだけ日光を浴びる
(4)カフェインの摂取は1日400mg
(5)喫煙を控える(電子タバコ含む)
(6)夕方以降のカフェインの摂取は避ける
(7)ヨガやウォーキングなど軽い運動を日常生活に取り入れてみる
(8)嗜好品を摂りすぎないように気を付ける(アルコールを含む)
(9)ストレスを溜め込まないように自分なりのストレス解消法を用意しておく
(10)就寝1~2時間前には入浴を済ませておくのが理想
(11)就寝前は、アロマ・音楽・ヨガなどでできるだけリラックスできるようにする
(12)寝室にスマートフォンやタブレットを持ち込まない方が良い
(13)室温や寝具など睡眠環境を整える
(厚生労働省 「良い睡眠の概要(案)」より)
だれよりもあなたの為にがんばっていて、毎日一緒に過ごすご自分の体です。雑に扱わず、なるべくきちんと睡眠を摂り労わってあげてください。
※こちらの記事に関するお問い合わせはこちらまで|tel.086-420-1500 (広報CSR部 河﨑)