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Vol.14 介護のスタート資格「介護職員初任者研修」

人財・資格・障害者就労

「介護職員初任者研修」は、これから介護の仕事を始める方に、最初に挑戦してほしい資格です。高齢者や障がい者に食事、更衣、入浴介助など、さまざまな専門的サポートを行うための確かな知識とスキルを身につけるための講座です。

 

介護の資格は、比較的短期間で取得できるものから、実務経験を要するものや難易度の高い国家資格まで様々な資格があります。その中で、未経験者でも挑戦することが出来る「介護職員初任者研修」は、介護の基礎知識をしっかりと学ぶための「介護のスタート資格」と言われており、平均3カ月程度で取得が可能とされています。

介護の仕事は大きく分けると、掃除や洗濯・料理などの「生活援助」と、身体に触れて食事・入浴・排せつなどの日常生活を支援する「身体介護」の2種類があり、これは訪問して行う訪問介護をはじめ、デイサービスやデイケアなどの通所サービス、グループホームや老人ホームなどの施設介護でも同様です。

 

 

このうち、ご利用者様の身体に触れる身体介護をするためには、必ず介護の資格を保有している必要があります。

かつては、ホームヘルパー資格の1級、2級、3級や介護職員基礎研修がありましたが、現在は制度変更により、「介護職員初任者研修」が、入門的な資格として位置づけられています。身体介護ができることから、旧ヘルパー2級相当と言われたりもしますが、施設実習がなくなり、新たに研修終了後に筆記試験が課せられるなどの変更点もいくつかあります。詳細については、受講先か下記にお問い合わせください。

また、「介護職員初任者研修」の資格を取得することで、実務経験を経て「介護福祉士国家試験」を受験する際に必要となる「介護福祉士実務者研修」を資格取得する際には、共通科目の受講免除を受けることができます。

受講時間が大幅に短縮されるので、無資格者よりもスムーズに実務者研修の資格取得が可能になるなど、キャリアアップの可能性も広がります。

介護のお仕事を考えている方は、ぜひ挑戦してみてください。

 

「介護職員初任者研修」に関することや介護・看護のお仕事探しの方

(新田事務所:岡山県倉敷市新田2434-1 TEL.086-420-1600)

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