Vol.59「グループホーム」の種類 何が違うの?
グループホームは、障害者や要介護高齢者などが、少人数で支援を受けながら暮らす住宅施設のことです。
シェアハウスのような構造で、入居者の個室と、共同スペース(キッチン、ダイニング、洗面、浴室、トイレなど)が設けられています。グループホームは、ヨーロッパから始まり日本に伝わりました。共同住居なので、地域の来訪者も迎え、かかりつけの医師が往診に来ることも可能です。グループホームは適用する福祉制度に応じて様々なタイプがあります。
日本では、介護保険制度の「認知症対応型共同生活介護」という種目のグループホームを差す印象が強いかもしれません。要介護認定(要支援2~要介護5)を受けてい方が対象です。要介護認定は65歳以上の方で、介護など、生活に支援を要する度合いによって認定されます。
障害者総合支援法の「共同生活援助」という種目で、グループホームが設けられています。こちらは、原則18歳以上~65歳未満の障害者を対象としています。障害者とは、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病などをもつ方のことです。
どちらのグループホームも、日常の世話や支援をしてくれる職員が、365日いるので安心できます。また共同生活なので、ホームという一つの社会の中で、他者と交流や支え合いをしていく関係もつくれます。地域の中に「グループホーム」という名称を見つけたら、まずは誰が住めるタイプの施設かと興味をもってみてはいかがでしょうか。
創心會グループの「グループホーム(介護保険)」の紹介は
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